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【韓国映画】「証人」のあらすじ・キャスト・評価・感想まとめ

韓国映画「証人」のポスター

2019年2月に公開された、チョン・ウソン、キム・ヒャンギが主役を務める韓国映画「証人」。

笑いあり涙あり、心温まるヒーリング映画だと話題になった、ヒューマンドラマ映画です。単なるヒーリング映画だけでなく、そこに込められた熱いメッセージにも注目。

この記事では、韓国映画「証人」のあらすじ、キャスト、評価・レビュー、実際に観た感想をまとめています。

韓国映画「証人」のあらすじ

「目撃者がいる。自閉症児だ。」

信念はしばらく置いておき、現実のために俗物になろうと決心した民弁出身の大型法律事務所の弁護士「スンホ(チョン・ウソン)」。

※民弁=「民主社会のための弁護士会」の略で、韓国における弁護士団体

パートナー弁護士に昇進できる大きなチャンスが懸かった事件の弁護士に指名され、殺人容疑者の無罪を立証するため、唯一の目撃者である自閉症の少女「ジウ(キム・ヒャンギ)」を証人として立たせようとする。

「おじさんも私を利用するんですか?」

自分だけの世界にこもり、意思疎通が難しいジウ。

スンホは事件当日に目撃したことを尋ねるためにジウの元を訪れるが、まともな挨拶でさえままならない。しかしその日の話を聞くため、ジウに近付こうと努力するスンホ。

時間が流れながら少しずつジウについて理解するようになるが、ついに2人は法廷で弁護士と証人として向き合わなければならなくなり…。

 

韓国映画「証人」のキャスト

チョン・ウソン(スンホ役)

韓国映画「証人」チョン・ウソンのポスター出典:https://movie.naver.com/

大型法律事務所に所属する、民弁出身の弁護士。パーキンス病を患う父と暮らしている。

困っている人たちを助けるために弁護士になり、正義のために戦ってきたが、結局現実は「金」と密接な関係にあることを実感し、信念を置いて俗物になることを決意する。

昇進のチャンスが懸かった大事な案件。殺人容疑者の無罪を立証するために証人を立たせようとするが、唯一の目撃者はなんと自閉症の少女。

事件当日の話を聞くため、少女に近付こうと努力するが…。

▼チョン・ウソンの出演作品

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キム・ヒャンギ(ジウ役)

韓国映画「証人」キム・ヒャンギのポスター出典:https://movie.naver.com/

自閉症の中学生。スンホ(チョン・ウソン)が担当する事件の唯一の目撃者。

自分だけの世界にこもっているため、スンホが事件当日の話を聞こうとするも、意思疎通どころかまともな挨拶さえままならない。

計算の速さや記憶力のよさなど、自閉症児に先天的に与えられた能力を持っている。聴力がよすぎるため、音に対してかなり敏感。

自身に近付いてくるスンホに対し、ジウはこう問いかける。

「あなたはいい人ですか?」

▼キム・ヒャンギの出演作品

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韓国映画「証人」の評価・レビュー

観覧客 9.17
記者・評論家 6.00
ネチズン 9.06

※評価は記事公開日時点のものです。

プラス評価

  • 笑いあり涙あり、余韻の残る映画
  • 主演2人の呼吸がよく合っていた
  • 主演2人の演技力が素晴らしかった
  • 最近の韓国映画の中で一番よかった
  • 心温まるヒーリング映画

マイナス評価

  • ディテールのもったいなさが目立った
  • ありきたりなストーリーだった
  • どんでん返しがなく盛り上がりに欠けた

 

韓国映画「証人」を実際に観た感想

りこりあ
りこりあ
笑いあり涙あり…、そして深く考えさせられるとってもいい映画でした!!

「あなたはいい人ですか?」

劇中でジウ(キム・ヒャンギ)がスンホ(チョン・ウソン)に投げ掛けた言葉です。この言葉こそが「証人」の一番のメッセージなんじゃないかなと思います。

韓国映画「証人」のチョン・ウソン出典:https://movie.naver.com/

正義のために弁護士になり、正義のために戦ってきたスンホですが、悲しいことに現実は常にお金と密接しているのだと実感し、信念は捨てて俗物になることを決意します。

病気を患っている父がいて、自分自身もお金が必要で。妥協するんですよね。

それぞれ状況は違うと思いますが、これって私たちみんなにあてはまるんじゃないでしょうか。大人になりながら徐々に現実を知り、結局妥協しながら生きていく姿に。

韓国映画「証人」のとキム・ヒャンギ出典:https://movie.naver.com/

ジウの「あなたはいい人ですか?」というスンホに対する言葉は、この映画を観る者に投げ掛けられている質問でもあるのだと思います。

現実を重視するあまりに、大切なものを見落としていませんか?

こんなメッセージが込められているように感じました。

韓国映画「証人」のチョン・ウソンとキム・ヒャンギ出典:https://movie.naver.com/

自閉症をはじめ、障がいを持つ人たちへ対する差別や偏見についても深く考えさせられました。舞台は韓国ですが、この点は日本も韓国も大きく違いはないように感じます。

「ジウが自閉症じゃなかったら、なんて思ったことは一度もない。だってそれはジウじゃないから。」

ジウのお母さん(チャン・ヨンナム)の台詞です。

「『障がい』はみんなと違う」ではなく個性なんだと、そもそも人はみんな違うのだと、こういったメッセージも込められており、改めてそうだと感じさせられました。

韓国映画「証人」のチョン・ウソンとキム・ヒャンギ出典:https://movie.naver.com/

スンホは私たち大人の姿を反映しているキャラクターで、共感できる部分もあれば、指摘されたような気分になる部分もあり、はっとさせられる部分もあります。

徐々にジウがスンホに対して心を開いていき、2人の心の距離が近付いていく中で、スンホも考え方が変わっていき「いい人」になっていく姿が描写されています。

スンホのそんな姿を見ながら、自分の中でも「現実」との向き合い方や、「障がい」との向き合い方に対する考え方が、少しずつ変化していっているように思いました。

韓国映画「証人」のチョン・ウソンとキム・ヒャンギ出典:https://movie.naver.com/

笑いあり、涙あり、メッセージ性もありで、とてもいい映画だったのですが、一つ気になったのは、ジウの唯一の友達「シンヘ(キム・スンユン)」の存在。

普通学級に通いながら孤立しがちなジウを、いつも近くで見守ってきた友達なのですが、なにか裏があるのか…一悶着あるんですね。

その「裏」が割と気になるような感じなんですけど、それが明らかにされることなく映画はハッピーエンドで終わってしまいました。笑 あれは一体なんだったのか…。

 

まとめ

いかがでしたか?

韓国映画「証人」のあらすじ、キャスト、評価・レビュー、実際に観た感想をまとめてご紹介しました。

ジウの友達の件の若干気になる部分だけを除けば、後味のいい心温まる最高のヒーリング映画でした!熱いメッセージも込められているという点がまたよかったです。

面白さや感動だけでなく、深く考えさせられる映画でもあります。ストーリーもメッセージ性もとてもいい映画なので、気になる方にはぜひ観てもらいたいです!!おすすめ!!

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