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イ・ビョンホン主演「それだけが私の世界」が笑いと感動の詰まった最高の映画だった!

2018年1月に韓国で公開されたイ・ビョンホン主演の映画「それだけが私の世界」。笑いと感動の連続で心温まる映画だと韓国中で注目を集めました。

イ・ビョンホンと弟役パク・ジョンミンの素晴らしい演技に釘付けに!あらすじや見どころ、実際に見た感想をまとめました。

心温まるおすすめの韓国映画「それだけが私の世界」


出典:http://entertain.naver.com/

2018年1月17日、韓国で公開されたイ・ビョンホン主演映画「それだけが私の世界(그것만이 내 세상)」。ジャンルとしてはコメディ映画とのことですが、笑いあり感動ありの心温まる映画であると韓国中で話題になっていました。

公開から1ヶ月、観客動員数は約330万人。韓国では400万人動員で「ヒット映画」と言われています。「それだけが私の世界」、400万人には届かずも、なかなかの人気ですね!

主演を努めるイ・ビョンホンが演じるのは、全盛期が過ぎ去った落ち目のボクサー「キム・ジョハ」。ビラ配りのアルバイトで食いつなぎ、友達の家を転々としています。

大学路(テハンノ)でのビラ配りシーンの撮影をカメラを隠して行っていたところ、イ・ビョンホンらしからぬ風貌だからか、道行く人誰からも気付かれなかったそうです。笑

りこりあ
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まあ、まさかイ・ビョンホンがぼろぼろのジャージを着てビラ配りしているなんて思いませんもんね。笑


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同じく主演「オ・ジンテ」役を努めるのがパク・ジョンミン。演技派俳優として、最近韓国で注目を浴びている俳優さんです。ジンテは「サヴァン症候群」という障害を持った、ジョハ(イ・ビョンホン)の弟。

ジョハは17年前に母親(ユン・ヨジョン)と生き別れになっており、父親の違う弟ジンテの存在を知りませんでした。サヴァン症候群により、ジンテは天才的なピアノの才能を持っています。

サヴァン症候群とは、知的障害や発達障害などのある者のうち、ごく特定の分野に限って優れた能力を発揮する者の症状を指す。
引用:Wikipedia


出典:http://www.hg-times.com/

「それだけが私の世界」は、そんなジョハとジンテの兄弟を描いたストーリー。観覧客評価9.20、ネチズン評価8.96(10点満点中)と、かなりの高評価を得ている映画です。それに対し記者・評論家評価は5.20と厳しめ。

驚きの展開があるわけでもなく、ありきたりといえばありきたりな内容だからでしょうか。刺激的なシーンや衝撃的なシーンはありませんが、ほっこりと心温まる映画なので見て損はないはずです。

韓国映画「それだけが私の世界」のあらすじ

一時、WBCウェルター級の東洋チャンピオンだったが、いまは全盛期が過ぎた元ボクサーのジョハ(イ・ビョンホン)。偶然、17年前に生き別れとなった母インスク(ユン・ヨジョン)と再会し、宿泊先を解決するために付いて行った家で、存在され知らなかった弟ジンテ(パク・ジョンミン)と向き合う。 ピアノに天才的な才能を持つサヴァン症候群、ジンテ。ジョハは口を開けば「はい~」とだけたわ言を言う弟にため息ばかり。だが、カナダに行くための経費を準備するまでじっと我慢すると決心したジョハは不便な同居生活をし始めるのだが…。

引用:Wow!Korea

ここに注目!「それだけが私の世界」の見どころ


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「それだけが私の世界」一番の見どころはやっぱり、主演二人の素晴らしい演技でしょう。イ・ビョンホンはさすがといったところ。オーバーなところはひとつもなく、自然にこんなに面白い演技ができるなんて…。

最初こそ母親や弟ジンテに対する態度が冷たいものの、ジョハの中にはちゃんと人としての温かさがあるということをうまく演技で伝えてくれているように思います。

そしてパク・ジョンミンの演技がこれまた素晴らしい!障害を持った人の役は難しいはずなのに…。基本的に何に対しても「ネ〜(はい〜)」としか答えず、台詞こそ少ないものの、表情、目線、動き(歩き方から指先まで)、喋り方、発音など、細かいところまで徹底している演技でした。

関連ボランティアに参加したり、関連書籍を読み漁ったりと、ジンテの目線に立てるよう研究したのだとか。すごい努力です!

イ・ビョンホン、パク・ジョンミンそれぞれの演技も良かったのですが、二人が一緒に行動するシーンが本当に仲の良い兄弟のようで特にほっこりとしました。

弟ジンテは天才的なピアノの才能を持ちますが、ゲームやラーメン作りの腕もピカイチ。一緒にゲームをし、ラーメンを食べ、ビラ配りをし、、何気ない生活の中でだんだんと二人の仲が深まっていく様子も素敵でした。

弟ジンテのゲームの実力が高すぎていつも負ける兄ジョハ。ジョハに殴られないように常にジョハの前ではヘルメットを被って顔をガードしているジンテ。笑

いつもちょっとピリついているジョハと、のほほんとしたジンテ、全く違う兄弟が織りなすストーリーは笑いどころも満載です!


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そしてすごいのが、パク・ジョンミンが演奏するピアノ!!ピアノのシーンというと、手元だけ撮影して本当はプロが代わりに弾いているようなイメージがありますが「それだけが私の世界」で登場するピアノのシーンは全てパク・ジョンミンの実演奏なんです。

「天才的なピアノの才能を持つ」役というだけあって、難易度も高そうなものばかりだったのに…。鳥肌が立つような圧巻の演奏を届けてくれました。

さらに驚くのが、パク・ジョンミンは元々ピアノに携わったこともなく、監督とのミーティング当初は楽譜も読めない超初心者だったのだそう。

ピアノをある程度弾ける人ならまだしも、未経験であるのにも関わらず監督に向かって「自分で弾きます」と宣言。6ヶ月間毎日5時間の練習に挑み、こうして撮影に臨めるまでに上達したのだそうです。

にこにこしたり、ゲームを見ながら弾いたりと、余裕さえ感じられました。オーケストラと一緒に演奏するシーンでも引けを取らないような素晴らしい演奏。演技の研究といい、ピアノの演奏といい、彼の努力には頭が下がります。


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また、姿を隠していたピアニスト「ハン・ガユル(ハン・ジミン)」をはじめ、周囲の人々が次々とジンテのピアノ演奏に心を動かされていくシーンも見どころのひとつです。

ハン・ジミンといえば「イ・サン」や「屋根部屋のプリンス」など、大人気韓国ドラマにも出演しているので知っている方も多いのではないでしょうか。

助演ですが、さすがハン・ジミン、綺麗!というか可愛いですね。。存在感のある演技でした。特にジンテと一緒にピアノを弾く姿が素晴らしかったです。

実際に見た感想


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新年早々、素敵な映画に出会えてとても満足です。予告動画を見る限りでは笑いたっぷりのコメディ映画という印象しかなかったのですが、想像以上の感動が詰まった作品でした。俳優陣も豪華ですよね。演技派俳優が揃っていて、本当に本当に素晴らしい演技でした。

イ・ビョンホンもあのかっこよさでよくここまで面白さを出せるなとひたすら関心。パク・ジョンミンに関しては本当に尊敬の気持ちでいっぱいになりました。努力の賜物!!

想像もできないような衝撃の展開や刺激的なシーンを映画の楽しみとしている方すれば、あまりにものほほんとしすぎていて少し物足りなさがあるのかもしれません。これは記者・評論家からの低評価を見て思ったのですが。

ですが、逆にそういったハラハラドキドキの映画が苦手という方からすれば、最高の映画のようにも思います(実際に私がそうでした)。最後まで安心して見れる映画です。


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ジンテの幼馴染?というかご近所さんの女の子(確か大家さんの娘)がいるのですが、この子の存在がまたすごく良かった。そんな「ビョン・スジョン」役を演じたのはチェリという映画女優さん。

韓国でもあまり有名ではなかったようなのですが「それだけが私の世界」に出演したことにより「あの子は誰!?」と注目を集めているようです。確かにかわいいしスタイルもいいし、演技も上手い!これから人気が出てきそうな予感です。

スジョンはジンテのことが好きなのかな?スジョンはジンテのことを「障害者」という目線で見ていません。本当に、一個人として尊重しているんです。頭では分かっていてもなかなか難しいことですよね。

ジンテを演じたパク・ジョンミンも「この役を演じるまでは心のどこかで障害を持っている人に対して同情していたと思う」と語っていました。この子の存在が、障害を持っている人に対する接し方について改めて考えさせられるきっかけになっていると思います。


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あとですね、見終わったあとにこれは見る前に知っておきたかったな〜と思ったことがあるので一応載せときます。

ジョハ(イ・ビョンホン)と母親(ユン・ヨジョン)は、17年前に生き別れになっています。当時、旦那(ジョハの父親)から受けていたDVに耐えきれず、ジョハを置いて逃げ出してしまったのです。

逃げ出した先で出会った男性との間に出来た子供がジンテ(パク・ジョンミン)。一方、母親に置いて行かれたジョハは、父親からの虐待に独り耐えながら育ったのだそう…。

酷いDVに耐えられなかったとはいえ、17年前に幼い自分を捨てて出て行った母親が急に目の前に現れて、存在さえ知らなかった父親の違う弟と一緒に暮らすことになり、ジョハはどれだけ戸惑ったことでしょうか。

このジョハと母親の過去(生き別れになった経緯)は途中で明らかになるのですが、予め知っておいたほうがもっと面白く見れるかと思います。複雑な思いが絡まり合いながらも家族の絆が深まっていく様子に、涙が止まりませんでした。

さいごに

いかがでしたか?

俳優陣の素晴らしい演技と心温まるストーリーで注目を集めた韓国映画「それだけが私の世界」。笑いあり、感動ありのほっこりとしたストーリーで、見る者を楽しませてくれる素敵な映画です。

障害を持つ人たちへの接し方についても、深く考えさせられるきっかけとなりました。「それだけが私の世界」、もう一度見たいくらいに面白い映画でした。機会があればぜひ見てみてくださいね!本当におすすめです!

https://re-korea.com/2018/07/23/service-kocowa/

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